本市にゆかりのある人や地域で活躍する皆さんを紹介します
ハワイに在住していた30年前、ハワイ語を復活させるプログラムに参加。それをヒントに2001年、「鹿児島弁劇団」を創設。鹿児島弁検定や小・中学校への出前授業、鹿児島弁フェスティバル、少年ゴンザ物語の上演など鹿児島弁を次世代に残すための活動を行っている。
鹿児島弁は、はるか昔から伝承されてきた「きばれ(頑張れ)」、「ぐらしい(かわいそう)」のような貴重な方言がたくさんあることばの文化です。聞く人がほっこりしたり、勇気づけられたりするなど、鹿児島弁でなければ得られない感情や親近感があり、心の文化ともいえます。
「鹿児島弁劇団げたんは」は50 ~60代の劇団員を中心に、子どもたちを含め約25名で活動し、鹿児島弁寸劇を市内の小・中学校で披露しています。子どもたちの笑顔で元気がもらえ、大勢の前に立つことで引っ込み思案な自分を克服できます。鹿児島弁がそんなに上手じゃなくても大丈夫。ぜひ私たちと一緒に楽しみましょう!
“方言”は目に見えないことばの財産だと思っています。だからこそ若い世代へと継承していきたい。鹿児島弁は温かく、心でつながれるものだと感じています。「出身は鹿児島です!鹿児島弁が大好きです!」と胸を張って言える人を増やしていきたいです。私たちはこれからも素晴らしい鹿児島弁を伝承していきます。