Loading...

かごしま市民のひろばONLINE かごしま市民のひろばONLINE

あなたとわくわく マグマシティ鹿児島

色合い
文字サイズ
検索
色合い
文字サイズ

2026年7月号生き物ずかん

動物ふぁいる No.87 生き物ずかん

かごしま水族館

クマノミのなかま

【かごしま水族館】電話番号:099-226-2233
ファクス:099-223-7692
クマノミのなかま

ペアで卵の世話をするハマクマノミ

 海の中では、一つのイソギンチャクの周りを大小さまざまなクマノミが一緒に泳ぐ様子がよく見られます。この光景から、お父さんクマノミが、いなくなった子どもを探しに行くアニメ映画を思い出す方も多いのではないでしょうか。しかし、実際のクマノミの世界では、少し事情が異なります。

一つのイソギンチャクに暮らすクマノミのうち、最も体が大きい個体がメス、次に大きい個体がオスです。その他の小さな個体は、実はそのメスやオスの子どもではなく、ほとんどの場合は血縁関係のない個体です。これは、卵からかえった仔魚 しぎょは海中を漂いながら成長し、別のイソギンチャクに定着するためです。

 アニメではお母さんクマノミがいなくなってしまいましたが、自然界では、メスがいなくなると、驚くことにオスだった個体が性転換してメスになります。そして、その次に大きい個体が成長し、オスとしての役割を担うようになり、新たなペアが生まれるのです。こうして生まれた新たなペアは、イソギンチャクの裏側に卵を産みつけ、協力して世話をします。

クマノミたちの不思議な暮らしの様子を、当館2階の「南西諸島の海」エリアでぜひ観察してみてください。

最新号の中から検索
バックナンバーを含める