秋晴れの中、西郷隆盛生誕200年・没後150年の節目に向けたイベント「西郷まちなか博覧会(秋編)」の中から、まち歩き「西南戦争激戦地としての城山とジオ」に参加してきました。
ガイドを務めるのは、かごしま探検の会代表の東川隆太郎さん。照国神社を出発し、鹿児島城大手口跡の階段を上って城山展望所を目指します。 急な階段が続き、汗を拭いながらの道のりでしたが、東川さんのユーモアあふれる解説に励まされ、なんとか上り切ることができました。

展望所では、西南戦争最後の激戦地となった城山の戦いについて説明を受けました。24日間に及ぶ戦いの中で、食料や薬品の不足など、西郷軍が置かれた厳しい状況の解説に引き込まれ、激戦の情景が目に浮かぶようでした。
特別に案内していただいた、高台から眺める桜島と鹿児島の街並みは印象的で、西郷軍の人々も最期に同じ風景を目にしたのかと思うと、まるでタイムスリップしたかのような不思議な気持ちになりました。
そして驚いたのは、今回歩いた場所は全て、かつての鹿児島城内だったこと。いかに大きな城だったか体感できました。また、地層を観察して、城山が姶良カルデラ由来のシラスでできていることや、地層の境目では排水に苦労したことなど、鹿児島ならではの地質と歴史のつながりを学ぶことができました。
現在は西郷さんにまつわる食のイベント「SAIGOFOOD」が開催されているほか、来年1月からは「西郷まちなか博覧会(冬編)」が始まります。皆さんもぜひ参加してみてください。