今年は平年より早く梅雨入りし、大雨などに警戒が必要な時期を迎えています。特に近年は、全国各地で線状降水帯による激しい雨が甚大な被害をもたらしており注意が必要です。

　本市では、避難が難しい夜間に線状降水帯が発生する可能性がある場合などに、土砂災害や洪水のおそれがある場所にお住まいの高齢者等の皆さんが早い段階で避難できるよう、市内47カ所の「早期開設避難所」の運用を今月から開始します。

　また、要介護３以上など、避難所生活で特別な配慮が必要な方や、そのご家族などが安心して直接避難いただけるよう、市内13カ所の「指定福祉避難所」を避難情報の発令に合わせて開設します。

　「市民のひろば」の中面に防災リーフレットとして、避難するタイミングや場所、ご家庭で備蓄する生活用品など、防災の備えとして、確認や実践をしていただきたいことを掲載しています。

　市民の皆さんお一人おひとりの防災対策によって、地域全体の防災力も高まりますので、ぜひご活用いただき、いざという時への備えを進めていただきますようお願いいたします。