映画「天文館探偵物語」出演俳優 大原 優乃 さん

　1999年生まれ。本市出身。2009年にユニット「Dream５」のメンバーとしてデビュー。以降、活躍の場を広げ、現在は俳優として活躍中。昨年から、鹿児島ファン拡大アンバサダーとして、本市の魅力を広く全国に発信している。天文館を中心に市内各所で
撮影された映画「天文館探偵物語」（11月21日(金)鹿児島県先行公開）では、物語の鍵を握るシングルマザ－を演じる。

■幼い頃に始めたダンスが今の仕事の原点

　3歳でダンスを習い始め、全国大会での入賞をきっかけに、ヒップホップに熱中しました。その経験が、今の仕事につながったと思っています。まだ目標には届いていないので、これからも自分自身を磨き続けていきたいです。

 ■ 故郷鹿児島での撮影は夢の一つだった

　故郷で作品に向き合えた時間は、夢の一つが叶った瞬間でもありました。実家から撮影現場へ通う日々は新鮮で、家族や地元の景色に見守られながらお仕事ができたことが、何より特別でした。

■ 天文館を舞台に人々の想いが交錯する作品

　この映画には、「無くならないでほしい」と県民が願う、天文館の風景がたくさん映し出されています。中でも、鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」での撮影は印象深く、物語が始まる大事なシーンなので、ぜひ注目していただきたいです。天文館を舞台に、登場人物それぞれの想いが交錯するこの物語が、一人でも多くの方々に届くことを心から願っています。